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クラシックの王様の舞台での世界選手権!!前年王者が2連覇!

こんにちは!

もろへいやです!!

 

9/26(日)

 

毎年春に開催される北のクラシックの一つ

 

「ロンド・ファン・フラーンデレン」

またの名を「ツール・デ・フランドル」

 

このレースの舞台でロードレースエリート男子世界選手権が開催されました。

 

全長約268kmのワンデーレースで先1年間ただ一人アルカンシェルを着ることを許される人間を決めるまさに世界最速を決める大会。

 

ブエルタが終了し、目立った大きな大会がなかった中非常に楽しみにしていた大会でした。

 

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UCI 世界選手権のページ 

 

注目の選手、試合の流れに軽く触りながら内容をまとめていきたいと思います。

 

 

注目選手

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ワウト・ファン・アールト

ベルギー代表エース

ワウト・ファン・アールト

 

直近の世界選手権個人タイムトライアルではガンナに惜しくも5秒届かず2位に。

先のツール・ド・フランスではITT、平坦スプリント、山岳ステージと言うオールジャンルでの勝利を達成し、真の意味でオールラウンダーとして規格外の活躍を見せる怪物。

直前のツアーオブブリテンでは全8ステージで4勝をあげ、総合優勝に輝き、今最も勢いに乗る地元ベルギーのエース。

 

優勝候補筆頭である。

 

 

 

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ジュリアン・アラフィリップ

フランス代表エース

ジュリアン・アラフィリップ

 

前年度覇者。

クラシックの舞台でことごとくワウトとぶつかり勝利を分け合う世界最強のクラシックレーサーの一人。

 

上りの爆発力では追随を許さない世界を代表するパンチャーであり、2018年にはツールで山岳賞を獲得、翌2019年にはマイヨ・ジョーヌを14日間着用し、スーパースターの仲間入りを果たした。

 

 

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ソニー・コルブレッリ

イタリア代表

ソニー・コルブレッリ

 

イタリア選手権で1位、そして欧州選手権でも優勝し、今勢いに乗るパンチャー。

スポーツ界全体で勢いがすごいイタリア、ITTに続きロードレースでもタイトルを持ち帰れるか。

ちなみに世界選手権のタイトルを取ってしまったら特別ジャージ3枚独占ということになる。(ナショナルチャンピオンジャージ、欧州チャンピオンジャージ、アルカンシェル)

 

 

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マチュー・ファン・デル・プール

オランダ代表エース

マチュー・ファン・デル・プール

 

シクロクロスの世界絶対王者でユース時代からファン・アールトのライバル。

マウンテンバイクでも国内代表で東京オリンピックにも出場するほどの実力者。

ロードレースではワンデー、クラシックを中心に出場し、まさにこのロンド・ファン・フラーンデレンを制覇している。

今年のツール・ド・フランスでツール初出場を果たし、マイヨ・ジョーヌ着用まで果たしている怪物である。

現在は怪我の影響で本調子とは言えないがダークホースになる可能性は十分ありえる。

 

 

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ペーター・サガン

スロバキア代表エース

ペーター・サガン

 

2015~17年に世界選手権3連覇を達成しており、当時世界最強のパンチャーだったサガン。

ツール・ド・フランスで5連覇を含む7度のポイント賞を獲得しており、パリルーベなどのクラシックでも強さを発揮するがここ2,3年大きなタイトルからは遠ざかっている。

とはいえまだ30歳であり、実力は世界屈指。

 

他ログリッチ、ポガチャルといったグランツール覇者や日本からは新城幸也が出場。

 

注目選手 2021年 | サイクルロードレース | J SPORTS【公式】

コース詳細

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コースレイアウト

港町のアントワープを出発し、コースプロフィールの赤色表記されているルーヴェンサーキット、クラシックの舞台フランデレンサーキットを周回してゴール。

獲得標高は2,562m。

Men Elite Road Race | Flanders 2021

 

リザルト

アクチュアルスタート直後から飛び出し合戦。

約10kmほど走った後に最初の逃げグループが形成される。

その数8人。

最大で5分ほどメイン集団から差をつける。

 

メイン集団は地元ベルギーが鉄壁の布陣でコントロール。

 

最初のフランドルサーキットに差し掛かったあたりから逃げ集団とメイン集団の時間差が縮まり始める。

 

約80km地点で早くもアラフィリップ擁するフランスが揺さぶり始める。

 

セカンドエースコスヌフロアが飛び出し、それにベルギーのエベネプールがチェック。

デンマークのコルト・ニールセンとの3人で逃げを追走する形に。

 

優勝候補のフランス、ベルギー、デンマークのエースクラスが追走する形になり、集団のペースも上がる。

 

追走の3人も20kmほど走ったあと集団に吸収され、逃げ集団との差は2:30ほどに。

 

集団のペースは収まらず、今度は更に多くの飛び出し合戦が発生。

 

この追走集団にはコスヌフロア、エベネプール、デマール、ログリッチ、アスグリーンといった強力なメンバーで構成される15人。

下手したらこれで優勝決まるかも、と辻さん。

 

その後先頭集団、追走集団、メイン集団と3つのグループでレースが展開される。

 

メイン集団はフランス、ベルギーが先頭でペースコントロール。

追走集団は先頭との差を1分以内まで迫っていく。

 

先頭との差が20秒ほどになったところで15人の追走集団は集団に吸収される。

 

残り131kmで先頭の逃げが吸収され、大きなひとかたまりに。

 

残り130kmには到底思えないレベルのペースでフランスが仕掛けまくる。

 

ここから あ、誰か飛び出した と見たらフランス→ベルギーが慌ててチェックと言う構図が続きました。

ここで相当ベルギーは足を使わされたでしょう。

 

残り110kmからはベルギーがペースを掌握。

しばらくの間ベルギーが集団を引きずり回します。

 

93km地点あたりで先頭に飛び出したドイツのポリット。

それに呼応して追いかける追走集団が生まれ、その中にはフランスのマドゥアス、またエベネプールがいます。この逃げ集団は8人。

 

その後集団から飛び出してきた数人を加え約30秒先行します。

 

メイン集団ではこれでもかというほどフランスがかき回します。

ベルギーはフランスが動いたらチェックせざるを得ないため、否が応でも足を消費します。

 

そうしていく中で先頭は絞られ5人に減る。

メンバーはマドゥアス、エベネプール、パウルス、ファンバーレ、バジオリと強力なメンツ。

 

残り58km地点、2回目のフランデレンサーキットで集団からかなりの脱落者が発生し、先頭集団とその追走集団(実質メイン集団)が形成される。

追走集団にはワウト、アラフィリップなど優勝候補が入り込み、優勝予想も絞り込まれていく。

 

53km地点でようやく逃げ吸収。

と同時に非常に強力なメンバーが逃げへ。

アラフィリップ、ワウト、コルブレッリなど優勝候補が入る逃げ集団を形成。

この中から優勝が決まるか!!

 

残り49km地点でついにアラフィリップが動く。

これに反応したのはコルブレッリのみ。

 

ん?ワウトは??もう決まる??

 

なんてこともなくまもなく吸収。

 

残り43km地点で追走集団からポリットが再び飛び出し、カンペナールツ、コスヌフロアが反応。

スロベニアのポランチ含む4名で先頭を追いかける。

 

先頭集団はエベネプールが鬼引き。

残り26km地点まで牽引し、役目を終えました。

 

残り21km地点でフランスのマドゥアス続いてアラフィリップがアタック。

この時点でアラフィリップが単独先頭になり、集団は若干お見合いになるもアラフィリップは一旦吸収。

 

怒涛のアタックラッシュで、17km地点で再度アタック。

ここで後方と差をつけます。

 

アラフィリップを追いかけるのはオランダのファンバーレ、ベルギーのステュイベン、アメリカのパウレス、デンマークのバルブレの4人。

しかしこの追走がお見合い状態で統率取れず、アラフィリップに追いつくことができません。

 

地元ベルギーファンのペースダウンジェスチャーを力に変えたアラフィリップはみるみる加速。

後方は相変わらずお見合いで追いつく気配はなく、マチュー、ワウトらの集団も追いかける足は残っておらず、動きはない。

 

決まったか!?

 

その後もアラフィリップとの差は埋まること無く、世界選手権2連覇を達成しました!!

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優勝を確信し両手を広げるアラフィリップ

その後ファンバーレが2位、デンマークのバルブレンが3位となり、地元ベルギーはまさかの表彰台を逃してしまうという結果になってしまいました。

 

日本の新城幸也は49位で完走。

 

まとめ

常にレースをコントロールし続けたベルギーですが、それを揺らしに揺らしまくり、集団を動かしまくったフランス。

そして最後の一突きと言わんばかりのアラフィリップのアタックにはファンアールト等は反応せず、追走もままならないままその後も挽回するだけの足は残っておらず、アラフィリップが2年連続の独走勝利を飾りました。

 

今年のレースで何度もワクワクする勝利を飾ってきたファンアールト。

直前のツアーオブブリテンでも圧倒的な強さを見せ、絶好調、敵無しかとも思っていたんですがフランスの作戦の前に敗れてしまいましたね。

 

アラフィリップの最後の怒涛のアタックにはしびれました!

圧倒的な連覇でした。

 

地元ベルギーはまさかの表彰台に乗れず・・・

自転車大国であるベルギーにとっては屈辱でしょう。

 

また来週控えるパリルーベでリベンジしてもらいたいものです!

 

グランツールも面白いけどクラシックも同じく面白い。

 

あー楽しみが続く!

 

それでは!