こんにちは!
もろへいやです!!
本日4/23(記事作成当時)に
Astell & Kern PEE51
が発売しましたね!!
もちろん買いました。
DACがこんなに小さくなっちゃうなんて技術の進歩はすごいなぁ・・・
早速レビューしていきます!!
外装
同封物は説明書、保証書。
外装等非常に金がかかってそうな印象。
高級感がすごい。
オーディオ好きのくせにAstell & Kernシリーズ初購入ですw
これかなり驚いたと言うか感心したんですが紙が厚紙で銀インクなんですね。
当然日本語もあり、英語(北米・英国の2種)、韓国語、中国語(繁体字、簡体字)に対応。
クールですねぇ。
持って初めてわかりますが地味にずっしりくるんですね。
カタログスペックで27gでしたが実測は29g。
大した秤では無いので誤差はあるでしょうがね。
ちなみにiBassoのDC-04は12gでしたw
DC-04は外装基本的にプラですがPEE51は亜鉛合金です。
そりゃ重いよね。
スペック
DAC Cirrus Logic 43198×2
サンプルレート PCM: 32bit/384kHz
DSD Native: DSD64(1bit 2.8MHz), Stereo/ DSD128(1bit 5.6MHz),
Stereo/ DSD256(1bit 11.2MHz), Stereo
入力 USB Type-C(Windows10,Andoroid(スマホ、タブレット),mac
OS)
出力 3.5mmイヤホンジャック
なんと言ってもDACが2機搭載、PCMで32bit/384kHzに対応とハイレゾをスマホやPCのUSB-C接続で気軽に楽しめる点が特徴。
もちろん電源付きでもっと高いものを選べば世界は変わるけど
なんと言っても軽いは正義
音質レビュー
環境は下記の通り
スマホ:BlackBerry KEY2LE YouTube Music
PC:ASUSの激安Core i3ノートPC foobar2000, Apple Lossless
曲は私が主に聴くEDM、ロック、ポップスを中心に試聴し、本体の3.5mmイヤホンジャックと比較。
使用したイヤホン・ヘッドホン
・Ultrasone Tio
・Pioneer HDJ-C70
・Sennheiser HD599
あまり高級な物持ってなくて恐縮ですがまぁPEE51使うような人は1000円とかのイヤホンは使わんだろとw
音質の前に気になったのはイヤホンジャックがゆるいこと。
カチッとはまらないので端子側によっては抜けやすい可能性がありますね。
これはマイナス点かな。挿し込んであまり気持ちよくない。
まずはスマホで
音質にはこだわりなんて無いスマホなのでどれだけ良くなるのかを確認。
Tioで聴いてみた
スマホのマスター音量70~80%で聴いていたのがPEE51で約40%でほぼ同等の音量。
最初使うときに音量調整しないと耳が終わりますw
これは本当に気をつけてください。
接続したらLEDが白く光ります。
明らかに変化したのはボーカルと音場の広さ。
直挿しの時は近くで全部鳴ってる感じだったのにPEE51経由だと一気にコンサートホール会場みたいに音が広がった。
その影響かボーカルが近めでしっかり鳴るイメージに。
生音系の音楽を聴くと音の定位感がよりはっきりとしますね。
多分このスマホの傾向なんでしょうがボーカルが近くに感じる。
これは後でPC接続で確認。
ボーカルと低音が特にわかりやすいですが音がギュッと引き締まりますね。
より音の粒がはっきりするので、曇から晴れに視界がクリアになるイメージです。
HDJ-C70で聴いてみた
まぁやはり抵抗が高いヘッドホンとかのほうが分かりやすいでしょう!
直差しだとかなり歪みますね。
かなり耳障りでだめでしたがPEE51を通すと一気にクリアに。
元々低音が強いヘッドホンですが低音があまり増えることも減ることもなかったので音域の味付けは少なめだと思います。
しかしながら音全体が引き締まるので例えば低音得意なイヤホン・ヘッドホンだと低音が増幅されたように感じますね。
長所を引き伸ばす、真価を発揮させる事ができる音作りになっているように感じます。
さくっとHD599も聴いてみた
このスマホだとぎりぎり鳴らせるかなってところですが、PEE51のパワーだとそんな心配はいらなく、余裕で鳴らすことができます。
音の分離感がすごい。
安物の音ってまとまってセットでやってくるイメージなんですよね。
それをPEE51で聴くと音それぞれが分離して鳴るべきところで鳴るイメージ。
PCで試聴
スマホでも進化することを実感したところで本命のPCにて試聴。
本体側の音量は100%、foobarの音量を調節するようにします。
直差しは低音など殆どの音が粗い。
PEE51はバシッと引き締まりますね。
非常に引き締まった低音が本当に心地よいです。
これはスマホ接続の時も感じましたがより一層恩恵を感じます。
ちなみに使っていると思ったより熱を持つようになりました。
割と温かくなりますね。
音の変化はスマホと変わらないので感想がスマホの時と被りますが真価の幅はPCのほうが大きいのはやはり再生ソフトと音源の違いですね。
環境にこだわればこだわるほど相乗効果を生むのは当たり前で、逆にせっかくいい音源やヘッドホンを持ってても出力がしょぼいと残念な感じになリます。
まとめ
¥14,980と比較的手を出しやすいですが中身のクリティやこだわりはAstell & Kernシリーズそのもの。
非常に高級感があり、所有欲を満たされます。
手持ちのスマホやPCのお手軽パワーアップ、特にノートPC、ハイエンドスマホで外出先のお手軽高音質化をしたい方はマストバイでしょう。
それでは!!