こんにちは!
もろへいやです!!
今日はバランス改造したHD599の活躍の場を増やす計画の話です。
背景
以前ブログにしましたWM-ZX507の高音質化の旅という記事の中でバランス接続最高!!と言っていたわけです。
それの主役と言ってもいいゼンハイザーのHD599ですが、長期間使って思ったことは・・・
・開放型なので外では使えない
・そもそも外に出なくなってしまった
・当然だが聞くためにはZX507を常に持っている必要がある
・NW-ZX507でしか当然聞けないが案外充電持たないので毎回充電してる
・You Tubeなどを見ようとすると画面が小さすぎる
もっと色んな機器で使いたいなぁと思うわけです。
それくらいバランス接続が素晴らしい。
DC-04購入
こんな物を見つけました!
・DAC2機搭載
・USB-Cと繋いで手持ちのスマホで最大32bit/384kHzの音源で4.4mmバランス接続
・専用アプリで細かいボリューム調整が可能
・付属の変換アダプターを使えばWindows/MacのUSBポートにつないで出力可能
これは・・買うしか無い
しかし人気すぎたのか12/30にポチったんですが入荷未定で全然入ってきませんでした・・が!
今日届いたんですね。
外観写真等
非常にシンプルなパッケージング。
付属の説明書は中国語と英語に対応。
保証は1年間。
てかこの変換プラグ普通に役立つよ。
小話
実はiBasso製品買ったのは2回目で数年ぶり。
前回買ったのはD2+Hj Boa
数年前のポタアン全盛の先駆け的な商品で使い勝手の良さで大人気でした。
これを使ってて中国メーカーとは言え侮れない品質だなぁと学生ながら感激していたのを覚えてます。
なので品質は全く問題なし。
接続写真
端子の下にLEDがあり、ちゃんと接続されると青く光ります。
付属プラグを使ってこんな感じ。
パソコンで反応するか心配だったのですがちゃんと認識していました。
これで再生可能です・・がまぁこれは気休めですね。
一応アップサンプリングしてくれる機能。
ただそこそこのプレーヤー使うより圧倒的に音はいい。
こんなわけでスマホでもパソコンでも4.4mmバランス接続できるようになりました!
音質
使用機種はSONYのXperia1Ⅱ
比較機種はNW-ZX507
プレーヤーは純正プレーヤーアプリ
曲は
残酷な天使のテーゼ/高橋洋子(FLAC 192kHz/24bit)
Let It Go/Idina Mentzel(FLAC 48kHz/24bit)
Pretender one-man tour 2019@日本武道館/Official髭男dism(FLAC 48kHz/24bit)
もののけ姫/米良美一(FLAC 48kHz/24bit)
Beautiful Now /ZEDD (FLAC 96kHz/24bit)
そもそもの前提としてNW-ZX507の音の方向性は音の定位感を非常に重視した作り、一方でXperia1Ⅱはボーカルが全面に出て来るイメージで音の方向性が違うのでいい悪いはなかなか難しいですが、
Xperia1Ⅱのほうが音場は狭め、音がまとまっている印象が強い。
NW-ZX507はコンサートホールで聴いている感覚になるほど音場が広く、音の定位感に優れるのでなるべきところで音がなっている印象。
更にボーカルとの距離感が非常に丁度いいです。
Xperia1Ⅱは個人的にはもう少しボーカル離れてくれないかなと思います(笑)
ライブ音源、ロックバンドなどの音楽はNW-ZX507の圧勝と言えますね。
空間再現力はぶっちゃけレベルが違います。
しかし基本的な高音、低音、解像感はさすがのバランス接続したHD599。
ぼやけることも刺さることもありません。
ちなみに視聴中Xperia1Ⅱなんか低音ぼわつくなぁと思って設定見直してたらドルビーアトモスオフにしたらいい感じになりました。
そもそもバランス接続で定位感増すので変な感じになっちゃって相性悪かったですね。
PCでも聞いてみた
マイPCはASUSのCorei3搭載X542Uです。
プレーヤーはfoobar2000音源は同じです。
これに関してはfoobarのイコライザーが優秀すぎるという結論。
自分の好みに音を自由にカスタマイズできるし、ハイレゾでなくてもアップアンプリングしてくれるので高音質で聞けちゃう。
ただ解像感や定位感と言うところは専用機のNW-ZX507に軍配ありですね。
まとめ
4.4mmバランス接続はなかなか採用機種もないのでこういうマジョリティーの端子に接続できるガジェットは最低限の投資で非常に幅が広がるので素晴らしいですね。
モノとしてのレベルは価格が9,400円ということもあり、金銭感覚がバグってる私からすると手を出しやすい価格でできることはかなり増える、というのがいいですね。
音質は流石に比べたら厳しいとは思いますが専用機のNW-ZX507とはやはり違いは目立ちます。
しかし、商品のコンセプトとしてはもっとカジュアルに4.4mmバランスを体験したい人向けだと思うので今回のレビューのように手持ちのスマホやパソコンと接続できることこそが最大のメリットだと思います。
搭載のDACも非常に優秀でしかも2機搭載とむしろコスパはいいと思います。
NW-ZX507は音質は間違いないですがバッテリー持ちの悪さや物理的に機器が1台増える手間、コンパクトなサイズだが画面は小さくいがOSはアンドロイドなので操作性が悪いことなど不満点がありました。
私は使いやすさ、コスパの良さが好きなので今後の使用頻度はDC-04が増えるかもしれません。
リンクを貼っておくので興味があれば是非試してみてください。
DC04人気か品薄かわからないけど手に入りづらいので在庫等気をつけてください。
それでは!!
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