こんにちは!
もろへいやです!
ドコモ、楽天、ソフトバンクなどが5Gの整備を進めていくと次々と宣言しておりますが
本当に?と疑いたくなりますね。
このペースで通常インフラとして広まるのは果たしていつになることやら・・・
5Gを体験したいなぁと思いつつ本日はスマホメーカーの現状について、
5G対応端末の発売状況など、日本市場に限定して書いていきたいと思います。
5G発売状況
現時点では各社フラッグシップとして5G対応端末を出し、徐々にミドルグレードでの5G端末を出していますね。
2020/11/10時点で日本で普通に手に入る5G端末の数は 37台(価格ドットコム調べ)
5G対応のSOCはQualcomm社製Snapdragon865plus, 865がハイエンド、
ミドルグレードとして765G, 750G 5G Mobile Platform, 690。
他アップル、MediaTek、Hi-Silicon、サムスンなどSOCメーカーが各社出してます。
下の表は11/10時点での5G対応端末一覧です。
5G対応端末一覧 |
|||
メーカー |
商品名 |
SOC |
価格*1 |
サムスン |
S20 5G |
Snapdragon 865 |
¥102,960 |
S20+ 5G |
Snapdragon 865 |
¥114,840 |
|
S20 Ultra 5G |
Snapdragon 865 |
¥165,980 |
|
Note20 Ultra 5G |
Snapdragon 865 Plus |
¥145,728 |
|
Z fold2 5G |
Snapdragon 865 Plus |
¥259,980 |
|
Z flip 5G |
Snapdragon 865 Plus |
¥185,835 |
|
A51 5G |
Snapdragon 765G |
¥70,488 |
|
アップル |
iPhone12 |
A14 Bionic |
¥85,800 |
iPhone12 Pro |
A14 Bionic |
¥106,800 |
|
IPhone12 Pro Max |
A14 Bionic |
¥117,800 |
|
iPhone12 mini |
A14 Bionic |
¥74,800 |
|
ソニー |
Xperia1Ⅱ |
Snapdragon 865 |
¥124,000 |
Xperia5Ⅱ |
Snapdragon 865 |
¥99,000 |
|
グーグル |
Pixel 4a5G |
Snapdragon 765G |
¥60,500 |
Pixel 5 |
Snapdragon 765G |
¥74,800 |
|
ファーウェイ |
P40 Pro 5G*2 |
Kirin 990 5G |
¥108,800 |
P40 lite 5G*2 |
Kirin 820 |
¥32,545 |
|
Mate30 Pro 5G*2 |
Kirin 990 5G |
¥128,800 |
|
シャープ |
AQUOS R5G |
Snapdragon 865 |
¥111,672 |
ZERO 5G |
Snapdragon 765G |
¥65,520 |
|
AQUOS sense 5G |
Snapdragon 690 |
未定(4万以下?) |
|
富士通 |
arrows 5G |
Snapdragon 865 |
¥118,008 |
NX9 |
Snapdragon 765G |
¥76,032 |
|
オッポー |
Find X2 5G |
Snapdragon 865 |
¥92,040 |
Reno3 5G |
Snapdragon 765G |
¥68,400 |
|
シャオミ |
Mi 10 Lite 5G |
Snapdragon 765G |
¥42,740 |
ZTE |
ZTE a1 |
Snapdragon 765G |
¥59,980 |
Axon 10 Pro |
Snapdragon 865 |
¥72,720 |
|
ASUS |
Zenfone7 |
Snapdragon 865 |
¥94,380 |
Zenfone7 Pro |
Snapdragon 865 Plus |
¥109,780 |
|
ROG Phone3 |
Snapdragon 865 Plus |
¥131,780 |
|
LG |
V60 ThinQ 5G |
Snapdragon 865 |
¥118,008 |
VELVET |
Snapdragon 765G |
¥70,488 |
|
その他 |
Rakuten BIG |
Snapdragon 765G |
¥63,455 |
RedMagic 5 |
Snapdragon 865 |
¥66,000 |
|
*1価格はdocomoで新規一括、au、ソフトバンク、楽天専売はそれぞれの新規一括 SIMフリーはアマゾン価格、一部専門オンラインショップ価格 *2ファーウェイはアメリカからの制裁でGMSを使うことができない。 |
最安値はP40 lite 5Gで32,545円。
安すぎ(笑)
antutuのスコアはネット情報で35~37万ほどみたいですね。
価格崩壊だろもう。
ただデメリットとしてはアメリカの制裁でGMS(Google Mobile Service)が使えないことで一般使いには日本では使い物にならないというのが現実。
現実的なところでの最安値はMi 10 Lite 5Gで42,740円
十分安いね。
765G搭載機の相場は6~7万となっているのでさすがシャオミ。
逆に最高額はサムスンのZ fold2 5Gで259,980円
これはただの金持ちかマニアの道楽ですね。
メーカー別のラインナップ数はサムスンが7種と圧倒的に多い。
流石世界シェア1位と言ったところでしょうか。
厳密に言うとiPhoneは容量で分けると×3位の数になりますがここでは大枠で数えます。
また、海外メーカーからは30台、国内メーカーは計7台となっており、海外メーカーが約8割を占めております。
サムスン、ファーウェイ、シャオミ等体力のある大手メーカーは別ですが、ASUSやソニー等採算性の悪いシェアが低いメーカーは高級価格帯に絞ったり、独自性を全面的に押し出したりと各社生き残りをかけてアイデンティティを創り出してます。
Zenfone7、ROG Phone3、Xperia1Ⅱなどはまさにそういった企業の選択と集中の表れでしょう。
日本メーカーの動き
5G対応機種を発売しているのは
シャープ
ソニー
富士通
のみで京セラは依然4G対応機種しか出しておりません。
私としては京セラはまだ独自性のあるスマホを出しておりますがシャープ、富士通はどういう戦略何でしょうか?
ここまで順当にハイエンドとミドルグレードを出しておりますが特別目立ったなにかがあるわけではありません。
価格メリットもあるわけではないので海外、特に中華メーカーと同じ土俵に載ったら勝てるはずがありません。
シャープはSIMフリー市場でsense3を大ヒットさせましたが今年はキャリア向けがほとんどです。
というよりシャープは日本の家電メーカーあるあるの機能てんこ盛りで特徴がなく、使いやすさを軽視したスマホが多いです。
富士通のarrows 5Gは非常に評価が高く、ミリ波にも対応して富士通にしては久々のヒットだったとは思いますが逆に言えばこんな普通にいいスマホを作ったところでサムスンには勝てません。
いつまでもドコモにおんぶにだっこではいつかコケるんじゃないかなと思わずにいられません。
今回、ソニーは前回からのXperia1シリーズをうまく継承し、さらなる進化をしてきました。
他社との棲み分け、ソニーとしてのこだわり、アイデンティティを示してきたように思います。
こういった新技術への対応の初動の違いが今後の展開を決めるような気がする今日このごろです。
いかがでしたでしょうか?
各キャリアの冬モデルが発表されており、各社の動向と今までの5G端末のまとめをしてみました。
かつてはケータイで世界の最先端を行っていた日本企業は今や見る影もありません。
それでもシャープやソニーを始めとした日本ブランドには絶えず進化していってもらいたいんです。
頑張れ日本ブランド!!
それでは!